今回の投稿者さんはかなりのブラック企業にお勤め経験のある方。
超ブラック営業体験談
大阪府在住の30代前半の女性です。元、先物取引の営業で現在は販売員です。営業から転職して約3年ほどですが、本当に転職してよかったと心から感じています。
営業職をしていた頃は社畜上等で休みもほぼなく、取引先に呼ばれれば、早朝だろうが深夜だろうが駆けつけるという動きを当たり前のようにしていました。
それが普通だと思っていたし、先輩などに話を聞いても同じだったので、休みを取ることやサービス残業を拒否することを半ば諦めていました。
そして、取り扱っていたものの特性かもわかりませんが、経営者クラスの方を接待することがかなり多くあり、それに伴い、お酒の席でのセクハラに遭う機会もすごく多くありました。
接待の席で「契約を増やしてやるから一夜共にしろ」と言われるのは日常茶飯事でしたし、過度なボディタッチを受けることもしばしばでした。
そして、そんな人権侵害まがいの行為を横で見ているのに、上司は何もしてくれませんでした。
むしろ、さっさと一夜を共にして契約させて来いと言われたぐらいです。
さらに、この上司は、私一人で契約までこぎつけたお客様の書類を改ざんし、自分だけで契約したかのように装い褒賞金を巻き上げたのです。
この上司の振る舞いに嫌気がさし、また、それを報告しても野放しにしている会社にも嫌気がさし転職を強く誓いました。
営業成績をここで挙げたとしても、昇進して結果を残すよりも人間として腐ってしまうのが先だと思ったし、この会社で得たものは何もないと思ったほどです。
転職の際に考えたことは、業界を問わずに、接客業で、面接を受験時に社内見学の出来る会社で働きたいということでした。
転職エージェントは使用せず、転職サイトに載っている情報を頼りに転職活動を行いました。
サイトからのエントリーでないと社内見学をさせてくれない場所もあるので、有益な情報は全て使用しようと思いました。
現職の入社試験では、今までの経験というよりもこれから私自身がこの会社で何をしたいかを重視した面接だったと感じています。
今、接客業に転職して、毎日が楽しくて仕方がないです。今までなかった休日もきちんとあるし、有給休暇も取得でき、上司は部下のことを考えてくれるし、場合によってはかばってくれる。
きちんとした人間扱いを受けながら楽しく仕事をしています。
収入こそ少し下がりましたが、そんなことは全く気にならないほどの充実した毎日を送っています。
会社のためや上司のためでなく、自分のために仕事をしていると感じられるようになりました。
ゆとり的感想
いやー本当にやめて正解です。
危なかったですね。
そういうところにいるとマジで人間として腐っちゃいますからね。
こういうブラックなところを『こんなのブラックじゃない』とか『営業なら当たり前』とか言っちゃうのはマジでヤバイです。
これを当たり前だなんて思ってしまう人はいかに狭い世界しか知らないってことですよ。
でもまだまだブラックな企業ってたくさんあるんだろうなあ。
早く転職してブラック企業を撲滅させましょう。