今回の投稿者さんはクーポン雑誌の外周り営業という経験の持ち主。
クーポン雑誌っていうと結構有名どころがありますが実際中身はどうなんでしょうか。
クーポン雑誌営業から事務職への転職
以前はクーポン雑誌の外回りの営業をしていました。
営業でバリバリ働きたいと思ったのと、自分の性格上営業職が向いていると思っていたので、他の職種には目もくれず営業職を選び新卒で入社しました。
現在は33歳・女性・香川県在住です。
しかしながら結果から言いますと、4ヶ月で退職し、それから現在に至るまで内勤の営業事務をしています。
なぜそんな短期間で前職を退職したか単刀直入に言うと、精神的に疲れてしまったから。
当時は新卒ということもあり、社会に出て間もなくその厳しさも分かっておらず、社会人になって3、4ヶ月というのは働き出しても仕事が嫌になってしまう時期と言われています。それを乗り切る忍耐力がなかったのだと言われてしまえばそうかもしれません。
しかし、前述した通り精神的に参ってしまって体調を崩し、これ以上無理をしてまで続けたいという気持ちがまったくなくなってしまったのが実情でした。
自分には営業職しかないと意気込んで、その職種が合っていると思ってはいましたが、実際に働いてみると、『自分がしたいこと』と『自分にできること』はまったく別物だったということが分かりました。
プレッシャーに押し潰されそうな日々
一番の苦痛と感じ転職したいと思った理由は、掲載内容を新規で必ず獲得してこなければならないというプレッシャーです。
新卒の新人にいきなり店舗に来られて「記事掲載させてください」と言われても、大抵はNoです。
そうしたことが毎日のように続き、1日に契約0件だと営業成績も伸びず、当時自分は営業ができる!と過信していた分プライドも高かったのだと思いますが、契約を取れない・断られるの連続が精神的に大きなダメージでした。
プライドも高かったので、周りにどんどん追い越されている感が日に日に大きく感じるようになり、できない自分に落ち込み、会社からの新規獲得という課題のプレッシャーにも押し潰されそうになり、最終的に体調を崩してしまったので、退職を決断しました。
すぐに働きたい!
働くことを辞めたいと思っていたのではなく、そういった状況からいち早く抜け出したいということで退職を決断したので、退職してもすぐに働きたいという気持ちは大いにありました。
次は長く継続できる仕事に就きたいと思っていたので、まずは自分ができる仕事は何かを考えました。
学生時代には事務職は一番やりたくない仕事で一番向いてないと考えていましたが、一度気持ちも考えもリセットして自分自身を見つめなおしてみると、事務職もできるのではないかと思い切って事務職を選択しました。事務の中でも営業事務を選び、これまでは自分が営業としてやってきた分それをサポートする側で仕事をやってみようと思ったのです。
充実した毎日
実際に仕事を始めてみると、電話対応・PC業務・注文仕入れ業務等、1日中忙しく仕事をしている充実感でいっぱいになりました。事務はただただ座ってパソコンをして定時で帰る、という何かあまり1日1日に変化もなくつまらなそうだなと思っていましたが、そうではなく大変やりがいのある仕事だと実感しました。
現に、前職を退職後11年間現在に至るまで営業事務として同じ会社で続けてこれています。
自分には向いていないと思っていることも、それが実は一番自分自身にとって合っているということがあるので、今の仕事に転職をして本当によかったと改めて感じているところです。
管理人の批評
プレッシャーに押しつぶされそうな日々、超共感します。
なんにせよ営業は常にプレッシャーとの戦いですよね。
上司からのプレッシャー、同期に追い越されるプレッシャー、お客さんからのプレッシャーと。
相当なストレス耐性がないとやっていけない気がします。
投稿者さんも自分で認識している通り、プライドが高いとやっていけません。
プライドがあるともっと自分が辛くなるから。
逆に4ヶ月で区切りをつけられたのは大正解だと思います。
仕事は体調崩してまでやるのでは本末転倒です。
だらだらいたって何の意味もありませんからサクッと区切りをつけて次のステップへ進むことは転職する上で大変大事なこと。
早めに見極めましょう。