大学から新卒として入社をした企業が私を「営業職」として採用してくださいました。
もともと、私は大学時代に会計学を専攻し、大学と会計が学べる(社会人コースの)専門学校両方で勉学に励んでおりましたので、
就職活動をしている時も、面接の際に「経理職を希望している」事は伝えていたのですが、
当時は就職超氷河期と呼ばれる時代。
企業から内定をいただけることは皆無で、こんな私を受け入れてくれた企業で働こうと思っておりましたが、初めは営業職でした。
営業を頑張れば時期に希望している部署に異動させてくれるのだろうと思い、努力をしてきました。
しかし、10年経っても希望の経理職へ異動とならず、気が付いたら入社したときから営業職。
頃合いをみはからって、何度か上司に営業職から経理事務に異動させていただけないかを伝えてみても、
今は営業の人員が足りていない、
営業として部下を指導してくれる人が少ない、
などという理由で却下されてきましたが、10年経っての転職というのは、本来培ってきた能力を「即戦力」として求められる年齢なのに、
希望している職種で一度も企業で活かせないでいることが、果たして他社で採用をしていただけるのだろうか、という焦りを感じ始め、
でも自分の夢をかなえたかったという強い想いから、
営業職で働きながら、転職を支援してくれる企業に登録をし、転職活動を始めました。
経理職は社会人になってから一度も経験はないですが、そこそこの経理として役立つ資格は持っていた為
登録をしていた転職支援企業からも、
経験はなくても資格で採用をしてくれるケースもあるから、面接が重要と話を受け、
何度も面接レッスンの場を設けていただき、半年後に念願かなって転職先企業(今の企業)より採用をいただきました。
・現在の職種に転職して良かったなーと思うこと:夢だった経理という仕事のスキルをあげられている事です。
33歳で一からの挑戦として転職をし、新入社員のつもりで朝から晩まで働いてきました。
その努力が実ってか、今では周りの方々から色々な仕事を任せていただけるようになり、とてもやりがいを感じている毎日を送っています。
転職をする前に営業だったというのも、活かせていると思います。
今は会計事務所で働かせてもらっていますが、クライアント様との商談の際にも営業で培ったマナーや話し方等が発揮できていますし、
事務所内にいる税理士さんから仕事のやり方、取り組み方について直に教えていただく機会があるので、毎日本当に楽しいです。
「好きなことを仕事に」という言葉を耳にしたことがありますが、今はまさにそんな感じです。
その言葉を聞いた当時は「好きなことを仕事に」なんて、ありえないと思っていましたが、
自分がこれまで10年やってきた営業職も活かせて、夢だった経理事務として仕事ができて、今は「好きなことを仕事に」できて充実した毎日を送れているので、
こんな仕事に就いてみたいという夢を持って、いまだ実現できていない人は是非転職をおススメします