今回の転職体験談は元飲食店勤務の男性。
僕も飲食店でアルバイトをしていた経験が結構長いのでそれなりに飲食の闇は見てきたつもりですが、改めて『やばいな』と思いました。
飲食業勤務から小売業へ
私は32歳の男で、東京在住の営業マンです。前職はレストランのウェイターでした。
隅っこで料理の事や接客についての勉強なんか出来ない環境で、なかなかレベルアップが望めないので悶々としてました。
いわゆるブラック企業ではないけれど、無駄に長い拘束時間のおかげで、禁固刑ってこんな感じかなんて冗談考えるくらい簡単に卑屈になれましたよね。
他にも人間関係とか理不尽さとか従業員同士のケンカとかに巻き込まれたりで苦痛でしかなかった思いがあります。
客層は一応高級レストランだったのでお金持ちが多く、何代も続いてるようなご家族はすごくいい人多かったけど、いわゆる成り上がり系は結構面倒なお客様多かったですね。ラストオーダー過ぎてもまだ飲ませろだとか、金払ってやってるんだぞオーラだしちゃう痛い大人多かったですね。だから老害とか言われちゃうんですよ。
そんなだからずっと転職したいなー、なんて考えてみるものの、ダラダラ転職サイト覗いてるだけで、一歩も進んでなかったんです。
そんなに嫌な仕事ならやめちゃえば?みたいな超ポジティブなアドバイスに従って、強引に辞意を固め、マネージャに報告。何も変わらないはずだった毎年の仕事辞めたい病に自ら終止符を打ったわけです。
それは去年の夏だったので、今の会社に入ってから一年くらい経つわけですけど、辞めた直後は半年は無職を覚悟しなければと思ってましたが、とりあえずレストラン時代よりもいい環境をと適当に応募してました。
そんな書類選考で落とされて当然な私をある大手小売業様が救いの手を差し伸べてくれるではありませんか。
トントン拍子で採用プロセスが進み、ついに契約社員として採用いただきました。
小売業ですから当然、土日も祝日も関係ありませんが、定時までに終わらせれば、18:30には会社出られるし、朝もそこまで早くないというのが一番良かった。これでもう終電帰り、早朝出勤から卒業なのです。
もちろんお客様あってのお仕事ですから、クレームやお小言や細かいルールなんかもたくさんありますが、そこは出来ることを精一杯やってみたり、先輩方のお力を拝借してみると意外と乗り越えられるもんです。今までの仕事の苦労はなんだったのかっていうくらいスムーズに仕事を乗り換える事が出来ました。
もちろん、契約社員ですから、お給料は以前に比べたら減りますが、ボーナスもキチンともらえるし、福利厚生だってかなり充実。これから経験を積んでいけば、正社員も近いと言われましたし、そうなれば、頑張っただけお給料も上がっていくというではありませんか。
インターネットビジネスがメジャーになり、なかなかリアル店舗は厳しい世界ですが、盛り返す事は出来ないかもしれませんが、うまく共存出来るような業界にしていきたいものです。
管理人の批評
お疲れ様でした。
やっぱ飲食やばいっす。
僕の友達も二人ほど調理師専門学校を卒業してその道に入りましたが今では二人とも転職しております。
やっぱ日本の飲食業界はかなり闇が深いですよね。
本当に世間って不公平です。
ブラック企業の養分とならないように早めに見切りをつけましょう。