事業提案営業からウェブデザイナーに転職した体験談
以前の職種:事業提案業務
現在の職種:Webデザイナー
28歳、女性で神奈川県在住です。
ものづくりがしたくてSEとして新卒入社しました。
当初はアプリケーションの開発などを行っていましたが、会社自体が営業職の強いIT系企業に買収されました。
よって、事業の提案といって「開発予定のアプリケーションを導入しませんか?」と見ず知らずの人に訪問しにいく部署へ転籍に。
自分が提案するアプリケーションについては企画にも提案にも関わることが出来ませんでした。
営業に行く際は企画書のパワーポイントを渡されて、そのパワーポイントを元に説明していました。
なので、「どうしてそのアプリが良いのか?」という質問に対しては、うまく答えられず口からでまかせを言うしかありませんでした。
「うちは必要ないから」「他にもっと安くて良い会社あるから」などとマイナスの意見をもらうことが殆どで、営業先に行くことが億劫でしかたありませんでした。
そして帰社してからは「どうだった?」と上司に聞かれ、「もっと契約がとれるように話をしなきゃだめだ」などと怒られることもしばしば。
契約が取れないと月末には報告書という名の始末書を書かなければならず、とても苦痛だったので転職を決意しました。
現在の職種に転職して良かったと思うこと
営業から離れたいと思ったことが一番の要因だったので、SEからWebデザイナーまでの幅広い会社を検討しました。
その中でもWebデザイナーは平均年齢の低い会社が多く、新しい人や新しい意見を受け入れる雰囲気が確立されていたので、Webデザイナーに転職しました。
企画段階から自分の意見を言ったり、相手方の意見を聞けたりするのでとてもやりがいがあります。
作っていったサイトについて評価をしてもらうこともあり、「いいね」と言ってもらったときが一番嬉しいです。
お客様にはもちろん、そのお客様である最終顧客の方まで満足頂けるように自ら考えることが出来るのが良いです。
ものづくりをするからにはそういった先々まで考えて自分の意志で行動できる環境が大切だと思っています。
やりがいが大きい分、作業量やそれにかける時間も以前より多くなっているのですが、自分が納得いく仕事なのであまり苦痛にならず頑張ることができます。
仕事上辛い思いを我慢することも時には必要かもしれませんが、自分を犠牲にしすぎることがないようにワークライフバランスを整えていくことが大切かなと思います。