今回の投稿者さんは代理店の営業から制作会社のディレクターへと転職したという経歴の持ち主。
転職体験談
大手メーカーの一部上場企業の代理店営業を28歳までしており、29歳で現在の制作会社のディレクターに転職しました。
現在35歳の男性・大阪府在住です。
もともとデザイナーやデザインに興味があったのですが、学生時代までそういった専門の勉強もすることなく、そこまで本気にならないまま卒業して普通のサラリーマンに新卒で就職してしまったのです。
大きな流れに身を任せるといった感じです。
人として扱ってくれない。。
ただその営業会社がかなりノルマがキツく、毎月徹夜の全体会議があって数字を達成できない人間は、人として扱ってくれないのです。
全体会議の前には上司に毎日のように怒鳴られ、平気で2~3時間説教を食らいながら立たされっぱなしです。
年齢の上下もありません、ただ数字が多いか少ないかだけの問題です。
そして売れなければ売れるまで、車に積んで帰ってくるなという大昔の手法がいまだに取り入れられているのです。
業界的にも確かに古いのですが、よっぽどお客さんの方が優しい感じでした。
数字が半年作れないと、徹底的にダメだしされ、たたかれ、それで最終的には工場や部品センターに転勤させられる。
そんなことが毎月末繰り返されるとやはり精神的に追い詰められる社員も多く、私の所属していた部署でも毎年二人ぐらい精神的におかしくなって辞めていくのです。
どうせダメになるなら。。
そんなことを見ていると、自分の将来を見続けることが出来なくなりました。
一生会社に使われ、使えなくなったら切り捨てられるのが分かっている会社にしがみつくぐらいなら、やりたいことをやってダメになったほうがよっぽど満足できる、そう考えたのです。
それで営業の合間に調べて専門学校に入ってから転職の道を選び、退職しました。
もちろん畑違いの転職活動はかなり苦労しました。
なかなか面接まで進むこともできず、実務経験がないので雇ってくれなかったのですが、ようやく採用された制作会社でデザイナーさんとともに会社案内やカタログをつくるのは楽しかったです。
やっぱり自分が考えたアイデアや企画が採用され、全く何もない状態から作品が出来上がっていく喜びは、子供のころから夢を見ていたデザインという仕事の醍醐味です。
もちろんかなり苦労もしたし大変なことも多く、かなり勉強もしました。
でも好きなことだから自分で楽しみながら、やりがいを持って取り組むことができ、達成感もあるので転職ができたことに非常に喜びをもって今も充実感たっぷりで仕事をしています。
総括
いやーお疲れ様でした。
やっぱりまだまだありますね、昔ながらのクソ営業スタイル。
悪しき習慣この上なしですね。
これで売れたら苦労しねえよって話です。
まあこんなスタイルが消えゆくのは時間の問題ですが。
これを仕事というのはもはや理解不能。
売れないものは売れないんです。
それを無理やり売るのは営業でもなんでもなくただの押し売り。
これからの時代押し売りなんてまずまかりとおらなくなるでしょう。