今回の投稿者さんは光回線営業から携帯ショップの携帯販売へと転職した方のお話。
超絶ブラックな飛び込み営業の日々
私は以前個人住宅向けに光回線を販売する営業マンでした。
その営業の仕事があまりにもつらかったため、携帯ショップの販売職に転職しました。
その転職のいきさつや、転職してみてどうだったかなどを書いていきます。
まず、私は個人住宅向けの光回線の営業がどのようなものだったか。
それはそれはもう達成することが非常に困難な高いノルマを課されました。
そして、毎朝の朝礼では数字の報告をして、 数字が芳しくないと「お前はちゃんと仕事してるのか!どうせ喫茶店に入り浸っているんだろ!」などと罵声を浴びせられ、扇子などで叩かれることもありました。
外での営業活動においては、2時間おきに何件の住宅を訪問したか、見込み客は何件作れたかなどを上司に報告しなければなりませんでした。
そこでも状況が芳しくないと、電話で上司にひどく怒鳴られました。そんな怒鳴られる時間こそ無駄ではないかと思いながらも、ひたすら住宅を訪問し続けました。
大雨の日も猛暑の日も極寒の日も一日100件ほどは訪問しました。
警察呼ぶぞ!
私達営業員に渡されたエリアは過去に何度も過去の営業員が訪問したところばかりで、お客様からは「この前いらないと言っただろ!」とか、「勝手に門を開けるな!警察呼ぶぞ!」などと怒鳴られることはしばしばありました。
そして、営業成績によっては、上司から「今日契約を取れるまでは事務所に帰ってくるな!」と言われました。
そんなことを言われても成果が上がるわけでもなく、結局契約を取れずに帰社すると、A4サイズの用紙3枚のレポートを提出するように命じられました。
そのようなレポートを書いても上司はそれをざっと目を通しただけで床に叩きつけられるわけです。
そして、夜遅くまでロールプレイングをさせられたり、言葉尻のひとつひとつを捉えて説教されたり、本当に数字を上げることを考えると無駄でしかないことばかりさせられました。
社員同士も特に仲がいいわけではなく、助け合う風土はありませんでした。
時々社員同士の飲み会もありましたが、仕事の愚痴は言えない雰囲気でした。
こんなに激務であるにも関わらず、月収手取16万円、残業代はみなし残業制のため支払われず、さらに週休1日と酷い待遇でした。
心も体もボロボロに。。
精神的に疲弊しきった私は、これ以上この営業の仕事を続けていては鬱病になってしまうと思い、思いきって求人の出ていた携帯ショップの販売職に転職しました。
今では携帯ショップのスタッフ同士が仲がよく活気があり職場は楽しいですし、猛暑や極寒の日でもエアコンの効いた室内で仕事ができますし、営業職と違って数字のことで個人が詰められることもありません。決して給料がいいわけではありませんが、残業代は1分単位できちんと支払われます。休日もシフト制ながらきちんと週に二日はとれます。本当に転職して良かったと思います。
管理人から一言
うーんクソブラックですね。
まさに、『ザ・飛び込み営業』といったところでしょうか。
やめて正解。
なんでこんな感じの営業スタイルの会社って日本にこんな腐るほどあるのだろう。
不思議です。
みんな真面目すぎるというかなんというか。
本当にやばいと思ったらさっさと転職しないとマジで取り返しがつかなくなっちゃいますよ。
やばいと思ってるなら速攻転職しましょう。