毎日毎日寝て起きて働いて寝るのループ。
何が楽しくて生きてるのかわからない。
ああ楽しいことがしたい。
そんなことを毎日思うようになった。
忙しいことで自分の気持ちをごまかしていたけどそのごまかしも限界が近い気がする。
せめて忙しくとも仕事が楽しければいいが、忙しい上に仕事が楽しくない。
みんなこんなに過酷な環境で働いているのかよ?
そんなことを確かめるためにも忘年会兼同窓会とやらに参加した。
あぁ、やっぱりみんないいなぁ
そんなこんなで久しぶりにみんなと会って話をきく。
楽しそうに仕事をしている者、夢を追いかけている者、もう転職済みの者まで色々。
ただ共通して言えるのはもうみんな自分の居場所を見つけてることだ。
自分はどうだろう。
本当にここでこの仕事でやっていけるのだろうか。
僕はこの同窓会すらも仕事のことで悩みすぎてイマイチ楽しめていない。
どこまでも真面目すぎて自分にムカつく。
オンオフをしっかり切り替えられないほどに仕事の割合が多い。
オフなんて一瞬だもん。
みんなみたいにもっとしっかり自信を持って前向いて仕事がしたい。
今すぐ辞めなければ色々間に合わない!そんな気がした。
辞める・・・前に次の仕事を探さねば!
それからというもの、毎日転職サイトばっかり見るようになった。
と言ってもまず何をやりたいかも決まっていない。
ただ分かっていることは『もう営業はやりたくない』ということだけだ。
いろんな求人を見漁った。
ある程度業界を絞って業界の裏話や愚痴なども調べた。
そしたら何がびっくりしたかってカーディーラー業界の愚痴がたくさん出てきた。
うん、これはやっぱりやめるしかない。再度辞めるための自信がついた。
ただどうしたことだろう。
やりたいことが見つからない。
見つからないというよりはどれも『ウラ』があるんじゃないかと勘ぐってしまう。
自分ではわからなくなってきたのでよくある適職診断を複数のサイトでやってみた。
なぜ複数でやったかというと、複数のところが同じ答えを出せばそれは信用に値する診断結果だと信じれるから。
つまり一個だけじゃ信じられなかった。
しかし結果はびっくり。
全ての診断結果が『エンジニア・職人』的な答えだった。
つまりものづくり系とでも言おうか。
確かに僕は小さい頃からレゴやミニ四駆は大好きだったし高校時代バイクもいじり倒した。
やっぱり僕は営業向きではなかったのだ。
こだわりの強さやきちっとした細かさが活かせる仕事は営業ではなくものづくりなのだ。
確かに僕が見てきた”営業”という仕事に必要なものはこだわりの強さや細かさではない、強靭なメンタルといい意味の適当さが重要である。
これは営業を批判しているわけではない。
というより営業をやっている人間なら同じことを言うだろう。
僕はやっぱり向いていなかった。
なんだか救われた気がした。
この事に気づけただけでもこの仕事をやってよかったと思う。
さあ、あとは行動するだけだ。