私は現在40代半ばの中年男性です。これまで何度か転職してまいりました。
高校卒業と同時に進学の為、地方より進学しました。
卒業後、はじめに就職した会社は私の希望通りの仕事ではありませんでしたが
「とりあえず」という思いもあり、一旦就職しました。
私はパソコンが得意で、パソコンでの作業が好きなので技術者の道に本来は進みたかったのです。
その後、営業職から希望の技術職に転職しました経緯をお話ししたく思います。
営業職での仕事について
最初に入社した会社は不動産業でした。賃貸物件の斡旋をする会社でした。
お店にて、物件を探しているお客様を迎え、物件の案内をし契約する営業職でした。
私は、人と接するのが嫌いではなく、人との会話も好きなほうではあります。
そして宅建士の資格も学生時代に取得しておりましたので、採用されたのかもしれません。
ですが、毎日の仕事ととなると別でした。
お客様によっては、かなり理不尽な方もいらっしゃいましたので徐々にストレスをためていき
仕事に対して楽しさを感じることができなくなってきました。
そして、車の運転が得意ではなかった為、車に乗りながらのお客様との会話にも集中できず、
営業成績も、お店の中でワーストとなってしまいました。社会経験はじめての当時の私は
若かったこともあり、臨機応変に対応することはできませんでした。
結果、自分には不向きだと思い、わずか八か月で退職しました。
転職後の私
それから私は、前社を退職後少しリセット期間を1.5ヵ月ほど休息期間を設けました。
この時、私は特に何をすることもなく普通に過ごしていました。特に何かを変えるわけでもなく
努力することもなくです。そんな中、友人のお兄さんが声をかけてくれました。
以前から顔を合わせていたので、知り合いではありました。
その方がシステム開発会社を立ち上げまして仕事をしてみないかと誘っていただきました。
後にこのお兄さんが私の運命を変える、重要な人物になる大恩人です。
私は特に仕事も何もしておらず、先も見えない状態でしたので、断る理由は何もなくトライしてみることになりました。
元々、技術職を希望してましたので、迷いはありませんでした。
知り合いのお兄さんから、中小企業の私を雇っている社長に関係が変わりました。
プログラミングの知識自体も当時は全く持ち合わせていない状態で、いきなり現場に配属されました。
私は社長と共に顧客先現場にてシステム開発の現場の「いろは」を学びました。
もちろん、仕事をはじめてからが大変でした。エンジニアの仕事は、やはり勉強して習得しなければ仕事はできません。
システムという物を作り、実現し、顧客に提供しなければならないからです。
当時私は仕事をしながら、帰宅後も睡眠時間を削りプログラミングや情報処理を勉強しました。
ですが、仕事にはやりがいを感じていました。前者の営業職に比べたらやりきりたいという思いが、意欲が強かったからです。
それから数年が経ち、システムエンジニアとして今でも仕事をしています。