今回の転職体験談は建材商社営業から事務職へ転職された方のお話。
転職体験談
私は東京都に住む24歳の男です。以前は建材の商社で営業職として働いていました。現在は小さな畳屋の事務職をしています。
転職したキッカケ
営業職として建材の商社に入社したのは新卒で何も考えずに入った為、特に仕事に興味もなく漠然と入社した事が大きな原因でした。もう一つは前職の会社がとてもブラックだったという事。関東を中心に100箇所ほど営業所があり、私は一番人数の多い新宿本社の側にある新宿営業所に配属になりました。従業員は10名ほどで、ブラックという事もあり、朝8時から夜10時まで仕事をしていました。定時など存在しなく、私は実家暮らしをしていたのでいつも帰宅時間は12時近くでした。休みも基本的には、土日祝日なのですが、売り上げが少ない月などは社員全員が休みの日に会社に来る事もよくありました。夜遅くまで会社にいても9時くらいからやる事がなくなります。しかし帰ることができずに会社にいなければなりません。前職では、上司や先輩が帰る前に帰るのは言語道断だったのです。1日平均4時間ほど残業をして残業代が出ない事も理由の一つでした。調べた結果、私が学生時代にアルバイトをしていたコンビニよりも時給が低いという事が分かり衝撃的でした。結果的に、営業として長い時間を働き、疲れてしまい転職を決めました。
転職先との出会い
私が転職活動を行っていた時、特にやりたい事もなく転職サイトをいくつも見てダラダラと探していました。しかし、なかなか気になる会社や興味のある会社が見つからずに漫然と1日を過ごしていました。しかしある時、ハローワークに行く途中の道で旧友と出会いました。話をしているうちに旧友が会社を起こした事を聞きました。その友人から現在の会社を紹介してもらい、事務職としての仕事に就きました。
転職して良かったと感じる事
転職をして感じた事は、自分の時間が出来たということです。前職では、家に帰ってすぐ寝るだけの生活だったので、定時で帰れる事務職で良かったと感じています。帰った後に、自分の時間が使えると士気も上がり次の日の仕事の活力なると感じました。休みもしっかりと確保されています。しかし、ブラックな会社からホワイトの会社への転職だったので、あまりに違いに衝撃的でした。
まとめ
私は転職をして良かったと感じています。何より生活に余裕が出来て、ポジティブになったような気がします。転職は、人生において大きな壁の一つです。しかし、自分やりたいことを見つけて自分が納得できる会社で働く為に転職についてちゃんと向き合うことが肝要です。