今回の転職体験談は出版社営業から労務管理職へ転職された男性のお話。
目次
出版社営業から労務管理職への転職体験談
私は現在、30代の事務職男性です。
以前は、営業職として外勤業務を行っていましたが、2年ほど前に転職し今では給与計算や労務管理を行う事務職を行っています。
なぜ職種を変更したのか経緯を振り返ってお話しします。
私は転職する前までは、出版会社で外勤営業として勤務していました。
法律関係の本を売る
出版社と言っても扱う書籍は小説や雑誌ではなく法律関係の書籍でした。
かなり専門性が高い為、営業先は書店ではなく書籍を使う弁護士や税理士といった有資格者などに直接販売するといった営業方法でした。
相手はスペシャリストばかりなので、そんな人たちを納得させて商品を買って貰えた時にはかなりの喜びを感じました。
それに加えて売り上げに応じて歩合がつく為、ノルマはつらいですがやりがいはある会社でした。
営業という仕事は好きでしたし、会社に対しても不満はあまりありませんでした。
専門的な職業に対する憧れ
しかし、有資格者たちを日々相手にしていると少しずつ専門的な職業に対する憧れを抱くようになりました。
それまでは営業職しか経験はなく、同じ会社にいてはこれから先もおそらく営業職もしくは営業に関わる仕事しかできないということは明白でした。
年齢も30歳を目の前に控えている状態でしたので新たな挑戦をするには今しかないという気持ちはありました。
家計を支える身、妻の答え
しかし、私はすでに結婚しており子供も2人いました。
家計を支える身としては難しい選択です。
営業職のままであれば収入は割と安定しておりましたが、転職をすれば収入が減るのは覚悟しなければなりません。
家族の理解も必要なので妻へ相談することにしました。
絶対に反対されると思っていましたが、妻は賛成してくれました。
専業主婦がそもそも合わないらしく、妻も外へ出て働きたいとのことでした。
転職活動開始!
家族の理解も得られた為、転職活動を開始しました。
私が希望していた職種は労務管理でした。
仕事をしながら勉強して社労士資格に挑戦をしてみようと思ったからです。
30代の転職は想像以上に大変。。
しかし、実際に転職活動を始めてみると30歳前でしたが、異職種への転職はかなり厳しい状態でした。
未経験を歓迎するところが少なく、面接までたどり着くこともできませんでした。
見事転職!
諦めようとも思いましたが、なんとか今の会社にめぐり合い希望通りの職種への転職に成功しました。
転職後は始めて行う事務仕事に戸惑うことも多く、大変なことも多くありますが毎日充実した仕事ができています。
まだまだ資格取得まではできてませんが、今後は資格取得に力を入れていきたいと思います。
管理人から一言
やりたいことがあって転職するってすごくかっこいいですよね。
何も今の仕事が嫌だから転職するのが全てではありません。
と、僕が言うのも説得力はないんですが。
特に『憧れ』などの気持ちは自分を強く突き動かしてくれます。
熱い気持ちがあれば30代だろうと40代だろうと全然転職できます。
今、やりたいことがあるけど家計を支える身だし、、と諦めている方。
人生一度きりです。
やりたいことをやりましょう。