『営業』って聞くと常に数字に追われていて大変そう。なんてイメージを持たれるかもしれません。
確かに常に数字に追われていますし、どう頑張っても売れない時もあるのでそれはそれで大変です。
しかしカーディーラー営業が本当に大変なのは売れていない時ではありません。
”売れすぎてしまっている時”なんですよ。
目次
売れていない時は実は暇
だって売れてないからやることもあまりありません。
やったふりをする方が大変です。
あとはせいぜい上司からの煽りに耐えられるかといったところだけで、それも外回り行ってきまーすでOK。
まあ周りだけ売れまくってて自分だけ売れていないとちょっと辛くもなりますが、それも長く続きません。
とにかく売れていないとやることがなくて暇。
営業活動もできまくるけど所詮は自分のペースですからね。
売れすぎると超大変
逆に車は売れすぎてしまうとめちゃくちゃ大変。
担当営業制の商売なのでどうしても自分だけしかわからない案件が増えてきてしまいます。
そうなると人に振りたくても振れずに自分一人で抱えてしまうんです。
要は一人のキャパに対してそれ以上売れてしまうとパンクするのは当然ですよね。
なので売れまくってると夜も帰れないし休みの日も仕事してたりします。
何が大変かって?
車は売ってから仕事が多い
まあやることは大きくこの3つです。
- 登録書類の回収・整理
- 納車準備
- 納車
たかが3つと思ってはいけません。
これが同時進行で何個も何個も増えていっても一人ですからね?
誰かがフォローしてくれる体制があるならいいですが僕がいたところは一人でした。
だから売れすぎてしまうと限界もきてしまいます。
売れば売るほど給料いいんじゃないの?
報奨金で頑張れなかった
確かに車は売れば売るほど報奨金と言って歩合給みたいなものが発生します。
ただ僕はこの報奨金のためには頑張れませんでした。
目の前に人参ぶら下げられても僕は走れなかった。
こんな大変で帰れなくて休みの日も仕事していっぱいいっぱいになっても報奨金ってこれだけかよって思っちゃったんですよね。
要は個人の感覚ですが報奨金が安すぎると。
僕個人の感覚だけどね。
売ることはできても断ることはできないのが辛い
当然ですがカーディーラーは自動車メーカーの名前が付いているので忙しいからと断ることなんてできません。
でも自分は一人なんで人は増えません。
これが一番辛いところね。
これが調整できたらどんなに楽か。
もしくは営業を二人とかにするべきだよね。
そこそこに売れているのが一番いい
売れすぎてしまうってのはなんかめっちゃくちゃ運がいい時なんですよね。
所詮実力以上に運がものを言います。
どんなにベテランが頑張っても売れない日もあれば超新人が売れてしまう時だってありますから。
でも運が故にそこそこ売り続けるって一番むずかしいよね。
『売れないと大変』と思っているならそのイメージは間違っていますよ。
車は売れている方が数倍大変なんです。