30歳の転職するにはギリギリだった女です。
ちょっとブラック気味な営業職をしていましたが30歳になる前に転職を決意し、今に至ります。
いろいろなトラブルなどもありましたがそのときのお話を書きたいと思います。
以前の職場
IT関係の営業職でした。基本的にどんどん新しい取引先を増やしていくという営業と、個人宅をまわる2種類の営業をしておりました。
営業には珍しく厳しいノルマなどはありませんでしたので歩合制などではなかったのですが、
月給できちんとお給料が出てしまう分、まったく目標ラインまで達成できてない月などがあると
申し訳ない気持ちになり、「給料泥棒」のような言い方をされるのでなかなか厳しい職場でした。
達成できる方はどんどん昇給していくかというとそうでもなく、ノルマもない分きちんと達成したときでもプラスになることはありませんでした。
これはかなりやる気を削がれます。やっても、やらなくても同じ給与ですのでもちろんモチベーションは下がりますし、先が見えなくなりました。
もともとの給与も高くありませんでしたし、もうこれ以上この仕事を続けても何にもならないと感じ、転職を決意しました。
転職の決意
転職をすると決めてからは、まず自分にどんなスキルが足りないかと分析し、まずはどんなことにでも対応できるようパソコンスキルをつけたりですとか、
多少転職に優位になりそうな資格を何個か取りました。
営業が長いと、ハローワークなどで紹介されるのも営業系ばかりでしたが、営業の仕事はもうこりごりでしたので、内勤業務、事務作業をさがしました。
現在の仕事
現在はIT系企業というところは変わりませんが、人事部の採用担当というお仕事についております。
知人の紹介で私の対人スキルを高く評価してくださり、紹介という形で面接を受けることになりました。
ほかにも20人近くの候補者がいた中で内定をいただけたときは本当にうれしかったです。
営業職とはまったくかけ離れたお仕事ではありませんので、前職の経験を活かしつつお仕事出来るのがとてもやりやすく感じております。
求人広告の校正や、派遣会社とのやりとり、採用面接など仕事の数は結構多いです。
時期によっては相当な激務になるときもありますが、自分が採用した方がどんどん成長を遂げている姿などをみますとうれしい気持ちになりますし、
やりがいも感じられるお仕事です。
給与としては前職より多少下がってしまいましたが、それでも仕事内容的にとても自分に合っておりますので、
苦痛なく働いております。
やはり営業と違うのは毎日あちらこちら行くわけではなく室内にいることができるのも魅力です。
営業はとにかくいろいろなところに行く必要がありましたので車の運転や徒歩での移動などとにかく体力的にもきついことがありました。
それがほとんどを室内ですごして仕事が出来るのであればこれほど楽なことはありません。
それだけでも転職した価値があると強く感じました。
最後に、転職活動は大変なこともたくさんありますが、自分の今の仕事がいやだと感じているまま続けるのは精神的にも良いことはありませんし、
きちんと自分に合ってる仕事が見つかれば、わりと楽しくお仕事することが出来ます。
まずは自分にどんな仕事があってるかきちんと知った上で、足りないスキルを補充したり前向きに転職活動すれば、
マッチした会社はきちんと見つかると思います。
仕事はひとつだけではありませんので、若いうちは自分に合った仕事が見つかるまで転職をするのもきっと悪くないと思います。
年齢を重ねれば重ねるほど希望職種に就職することは難しくなってきますので、出来るだけ思い立ったらできるだけはやく転職活動をすることが大切です。