営業職よりITエンジニアを目指した方がいい理由ですが、一つは、ITエンジニアの方が将来的に確実に給料が上がるということです。
給料が上がる理由
何故かというと、営業職というのは転職した場合、もしくは業種が変わった場合に、それに関係する顧客を一から探さないといけません。
また、営業職の場合は営業活動を重ねるたびに、トークスキルや営業スキルは身につきますが、結局のところ足で努力して、泥臭く営業活動をして顧客を獲得していく必要があります。
また、営業をする際にはもちろんコネや紹介等も必要であるため、例えば不動産業界からIT業界へ転職した際には、IT関連のコネが必要になります。
営業職は、自分が働いている業界のジャンルを変えることができません。
変えることは可能ですが、営業といってもその分野の専門スキルを勉強し知識をつける必要があるので、まったく異業種の転職を行った際に、相手企業からは「この分野の経験は初めてだと思うけど、大丈夫なのか?」という疑問を持たれる可能性が高いです。
つまり業種を変えた場合は、一からのスタートになるというデメリットがあります。
しかしITエンジニアの場合は業種に依存しません。
どの業種でも使っているソフトや機器などはほぼ同じだからです。
厳密に言うと完全に一致しているわけではありませんが、IT機器やソフトなどは、シェアが圧倒的に高い機器というものが存在します。
例えば、ITエンジニアでネットワークエンジニアであるとしたら、圧倒的にシェアが高いのはCiscoというメーカーのルーターやスイッチなどです。
また、データベースソフトウェアというと、Oracleというソフトになります。
つまりITエンジニアの場合はもし転職しないといけなくなった際も、これさえ覚えておけばこの先食いっぱぐれることはない。という保険を利かせることができます。
そして転職の際に例えば業種を変更した際でも、この技術を持っているという実績を作っておけば、マイナスポイントになることがありません。その結果、ITエンジニアの場合は、ある一定のジャンルを極めることによって、リスクヘッジが可能で、よほどのことがない限り年収が下がることはありません。むしろ上がります。
ITエンジニアは他の業種と比べて平均年収が高いです。何故かというと、まず、IT関連のソフトウェアは非常に高いです。億を超えるハードやソフトもごろごろあります。つまり、IT関連ソフト500万円分を導入するのと、ITエンジニアの一人当たりの単価が月に80万円である場合に、企業の考え方としては、500万円のソフトを導入するのだから、80万円かけてもちゃんと組織にとって使えるようにソフトの導入計画を立ててほしいと思います。それくらい企業はITエンジニアに対して投資をしようとする意識があります。
ITエンジニアは人数が足りていない
実際IT技術は最近登場した技術や、新技術がどんどん導入されています。クラウドサービスなども、ここ数年で登場した技術です。そのような新技術についていけるエンジニアは必然的に20代や30代になります。若い人間が多いということは、それだけ、技術を極めている人が少ないということになります。実際にITエンジニアで年収1000万円超えをしているエンジニアはたくさんいます。
現在給料に満足していない、もしくは、将来的に年収1000万円を超えたいと思っている人はITエンジニアに転職することは非常にお勧めです。