苦痛な営業職時代
私は29歳の男性で現在機械工として働いています。機械工になる前は営業職を行っており主に訪問販売を行っていたのです。訪問販売を行っている時にはノルマがあり毎月のノルマに達成しなかった人については給料から1件につき1万円減額されてしまうのです。逆にノルマを達成したからと言って給料がその分上がるわけでもないのです。このノルマがある事によって、ノルマが達成できないと思った月については土日でも仕事をしなければ生活が暮らしていけませんので、土日でも仕事をしていたのです。また普通であれば家族や友人との付き合いによって有給休暇を申請し楽しむときもありますが、私が働いていた営業では有給休暇の申請は出来るのですが、有給休暇を出しても給料が半日分ひかれてしまうのです。また賞与については年1回でありその代わり1年分まとめて支払われるシステムになっており基本的には一般的な賞与体系となっているのですが、営業成績が一番悪い5名については一切頂く事が出来なかったのです。私はこの会社の体質に疑問を持ち退職し転職する決意を持ったのです。私は退職届を提出し退職を申し出たのですが、ここでもブラックな行動に出たのです。退職金請求を行ったのですが、懲戒解雇処分が出て退職金をもらう事が出来なかったのです。私は訴訟も考えていましたが、この会社とは縁を早く切りたい気持ちもあり訴訟はせず退職金も諦め、転職先を探して行ったのです。
転職先で変わったこと
営業職を辞め、転職活動を行い転職先には機械工の職種に転職を行ったのです。機械工の作業としましては上司からの1日の作業の指示が出ますのでその通りに行えば作業が終わります。また、私が仕事が遅くてこなせない時には職場の人が応援をしてくれ助けてくれます。この作業が遅いからと言って給料や賞与にも影響なく、出来なかった事に対しては上司と相談して反省文を書いて上司から色々なアドバイスを頂く事が出来ます。また、現在の職場におきましては数カ月に1回は有給休暇を申請しなければならないので、嫌でも有給休暇の申請が自由に出来るようになっています。私が機械工に転職をして一番良かったことに関しましては、やはり上司がきちんと作業態度や前向きな意識をきちんと評価して頂けることです。品質に関しても生産に関しても皆それぞれで苦手な分野があります。この時に上司がきちんと指導を行ってくれることによって、私自身としても嬉しく思いますし、この事が原因で給料や賞与が下がる事もなく皆均等に評価されていますのでやりがいも感じています。
最初は営業の職種から他の職種に転職を行う事は、自分でも不安に感じていましたし、転職後に経験が無いからと言って周りからも無視されまた、ブラック企業に転職してしまったらどうするのかとも思ったりもし、不安がありましたがきちんとした会社に転職をする事が出来て今後も今の会社で頑張っていきたいと思っています。